虫歯治療について
なぜ虫歯になるのか?
原因として生活習慣、遺伝的な要素、清掃不良が挙げられます。 赤ちゃんのお口の中には虫歯菌は存在しないのですが、他人の唾液を介してお口に菌が感染して発生します。 ジュースの回し飲みや、口移しでの食事は小さいお子様であればある程避けた方が無難でしょう。
ごくごく初期の虫歯
状態によれば、処置せずとも進行を止める事が出来るかもしれません。理想はこの段階で虫歯を発見する事です。
Lv1 初期の虫歯
必要な範囲だけを虫歯処置して、樹脂などで詰めるなどをして治療を行います。歯の削除量は最小限に留めます。
Lv2 進行した虫歯
虫歯の範囲が大きい場合は、金属もしくはセラミックの比較的小さな型を取って詰める治療が必要になります。
Lv4 大きな虫歯
大きく進行した虫歯は場合によっては歯の神経にまで達します。神経の保存が不可能になれば金属もしくはセラミックで全体的に歯を修復する必要が生じます。
最新虫歯治療
当院の虫歯治療の方針は、できるだけ歯を削らずに、神経を保存して、歯の耐久力を損なわせない事です。その為には、ADゲルという抗菌剤、薬剤を使用して虫歯菌を封じます。 もちろん全ての症例において有効という訳ではありませんが大切な歯を少しでも良い状態で保つための工夫を当院では常に行っています。 初期の虫歯は自覚症状がないため発見が遅れがちですが、上の表をご覧頂ければ解る通り、発見が早ければ早いほどごく簡単な処置で虫歯は治ります。 普段の歯磨きや、定期検診は重要ですので早めに歯科を受診しましょう。
歯周病治療について
なぜ歯周病になるのか?
歯周病は、口腔内に常在する歯周病菌によって発生します。細菌が増えて歯垢になり、歯垢が固まって歯石となり、歯石はばい菌を常に放出するので歯茎に炎症を生じさせます。30代以上の8割~9割が歯周病であると言われています。
Lv1 歯周炎
歯茎が赤く炎症を起こし、歯磨きをすると炎症している箇所から出血します。ブラッシングによる改善を行えば歯茎の炎症は収まってきます。
Lv2 初期歯周病
骨の吸収がはじまり、歯石の量も増えている状態。本格的に歯石を除去するなどの治療が必要となります。
Lv3 中等度歯周病
骨の3分の1~2分の1が吸収されているので、場合によっては外科的な治療も視野に入れる必要があります。歯周病の自覚症状が出始めるのもこの時期です。
Lv4 重度歯周病
骨の2分の1以上が吸収された状態。
膿が出る、腫れる、噛めないなどの症状が現れて、更にここから症状が進むと抜歯が必要なケースも出てきます。
歯周病治療の最前線
歯周病の厄介な点として、初期から中期にかけて自覚症状が出にくいという点が挙げられます。痛くないから治療が遅れて、自覚症状が出た頃には取り返しのつかない状態になっている場合が非常に多くあります。
歯周病治療に関しては世界中の著名なドクターが総力を挙げて治療法を模索していますが、完治させる方法は残念ながら存在していません。
現状の状態を維持させつつ、症状を改善させる事が歯周病治療の基本となりますので、普段のケアやメンテナンスが重要なポイントとなるでしょう。
歯周病に関しては、当院ではあらゆる角度から改善に向けた治療プログラムを組んで参りますのでご一緒に頑張りましょう。手間をかけて患者様と私たちが頑張れば頑張るほど治療の結果が付いてくるので、お困りの方は一度ご相談にお越し下さい。